CADの入門書をマスターしたら その1
CADの本は実に様々なものがあります。 多くの書籍の場合、レッスン形式になっており、一連のレッスンを消化していく ことによってCADの使用方法が身についてくるといったパターンが多いです。 これによりCADの使用方法が理解でき、プリントアウトまではできるようになり ます。では、その日からバリバリ仕事に活用できるのか?というと中々そうは いきません。 入門本の場合は、最低限の使用レッスンは表現されているのですが、応用編 までは無いのが一般的です。 CADを使われる方はよくご存知のことと思いますが、CADに詳しい人から応用 を聞いて徐々に上達していく方法が一番でしょう。 一冊の本をマスターしたとしても、即、作業に繋がるのか?といえばそんな人 はいないと思います。 私の場合もそうでした。初めの頃はCADは鉛筆で描くよりもきれいでデータ管 理が可能といった程度の認識でしたが、ある建築現場で外注の施工図屋さん にCADの便利な機能を教わってからは、すごく役に立ちました。